あの日記

君にいいことがあるように

26歳の誕生日を迎えた君へ

 

 

 

 

彼が今年も誕生日を迎えた。

 

 

彼というのは、

ジャニーズ事務所のタレント6人で結成されたグループ、SixTONESのメンバーの一人のことである。

 

彼のメンバーカラーは黒。

 

 

 

小さい頃は、茶色い髪の襟足を伸ばして

アイドルらしいキラキラした衣装を着て、グループのセンターに笑顔で立つことを夢見ていた。

 

今は、黒髪短髪

アイドルらしからぬ真っ黒な衣装を着て、

グループの左端か右端でやや斜に構えて立つ彼。

 

 

 

 

彼はSixTONESのメンバーの一人でもあり、

SixTONESのファンの一人でもある。

 

 

 

 

 

『数年後も数十年後も今と変わらず、カップリング曲をどうするかで6人がああだこうだ言ってるようなグループでいること。』

 

 

これはSixTONESとしての将来の目標を聞かれた彼が返した答えだった。

 

 

 

 

私はSixTONESと彼の関係性が好きだ。

 

 

 

 

私は普通のタレントなら

『アイドル業』

というところを、

 

SixTONES業』

と言う彼が好きだ。

 

 

SixTONESは特別な存在だと、

SixTONESは格別な存在だと、

SixTONESは唯一無二な存在だと、

信じてやまない彼が好きだ。

 

 

 

 

アイドルというものは偶像で、

夢や希望を与えてくれるものだと思う。

 

 

でも彼から与えてもらったものは、

夢や希望だけではない。

 

ときに絶望や悲しみ、

ほんの小さな幸せ、ほんの小さな不幸

 

そんな人間らしいことも彼は伝えてくれる。

 

 

 

曇りの日は少しテンションが下がる。

でも暑すぎるのは嫌い。

揚げ物って美味いけど太る。

栄養が偏り始めたらコンビニでサラダチキン買ったりする。

忙しすぎて部屋に宅配されたダンボールの箱が積んである。

いちごは練乳を美味しくいただくための補足的役割。

やっぱりライブって最高に楽しい。

流行りを知りたいという気持ちもなくはない。

長いものに巻かれながら生きたい。

 

 

 

 

 

彼が沢山の人から愛されるのは、

彼が強いところだけじゃなく、弱いところも自らさらけ出しているからと思う。

 

彼が沢山の人から愛されるのは、

彼が好きなものだけじゃなく、嫌いなものも自ら公言しているからだと思う。

 

 

 

 

アイドルなのに、人間らしい彼に、

沢山の人が惹かれたんだと思う。

 

 

君が思ってるより沢山の人が

君のことを、心から愛していることを

もっと自覚したほうがいい。

 

 

それでも

 

『自分の好みが世間と同じだと思って行動すると大変危険ですから、自分がマニアックで変わってるということを自覚して、ある程度の慎みを持って応援してください(笑)』

 

『いつも、どうもありがとう!』

 

と言う彼が、彼らしくて好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

縁起でもないけど彼がいずれ死んでしまっても、

 

私は彼のことを思い出せる。

 

 

雨の日がくれば、少しテンションが下がった彼の顔を思い浮かべるし、

 

いちごを見れば、練乳をかけたくなる。

 

サラダチキンを見れば、自分の栄養が足りてるか考えてみるのかもしれない。

 

 

 

 

アイドルにしては美しすぎない生き様を、ありのまま着飾らずに、

 

 

『アイドルという仕事をしながら俺は生きている』

 

 

ということを伝えてくれる彼が本当に好きだ。

 

 

 

 

 

 

26歳ですか、早いね

 

私が君を知ったのは君が中学生の頃でした。

 

今日まで生きてきてくれてありがとう!

 

夢が叶った日も、

うまくいかなかった日も、

仲間とくだらないことで笑い合った日も、

ファンの前でアイドルをした日も、

 

その一瞬一瞬が、彼にとってかけがえのない財産になったと勝手に感じてます。

 

私はその一瞬一瞬に、

何度も助けてもらいました。

本当に

 

"いつも、どうもありがとう!"

 

25歳の君は、どんな時も美しかったです。

 

 

どうかこれからも健やかに、

 

 

君らしく生きることを楽しんで!

 

 

 

夢を追い続ける

 

SixTONES 松村北斗さん、

 

26歳の誕生日おめでとう!!!!!!